皆さんは、「七楽の教え」をご存知でしょうか。
これは富山の薬売りに受け継がれることばです。
「楽すれば、楽が邪魔して楽ならず。楽々楽して、真の楽々」
今回は、この言葉の意味をテーマにお話ししたいと思います。
どの職場にも、どのコミュニティにいても、ひとりくらい怠け者といわれる人はいるものです。
一生懸命働いても、楽をしても給料が同じなら、楽をした方が得のように思われがちです。
しかし、報酬が同じであったとして、
一生懸命働いた人にはちゃんとそれに見合う報酬が舞い込んでいくると、私は考えています。
それは、自身の成長です。
一生懸命働くことによって成長という素晴らしい報酬が舞い込んできて、そしてなおかつ怠け者と同じ給料が入るなら、こんなによいことはありません。
そんな風に考えれば、一生懸命働くことが苦ではなくなるものです。
それに、1つの作業で明確に成長を感じることができれば、その作業はとても楽しくなります。
仕事でも、家事でも、どんな作業でも、工夫次第でいろんなことを改善できるのだと私は思います。
どんな作業でも少しずつの改善の積み重ねによって、その成果は大きく変わってきます。
料理、掃除などを考えてみても、本当にそうだと思いませんか。
毎日、丹精込めて作っている料理と、そうでない料理では、やっぱり味が違うと思います。
掃除に工夫を凝らしている家と、そうでない家はやっぱり違います。
そして、どの作業においても、そうした積み重ねが成長に繋がるし、
人間は、何歳になっても成長できるものだと私は思います。
自分のしている仕事や作業をつまらないと愚痴をこぼすのではなく、とことんやれることをやってみることが大切だと思います。
そうすれば、必ず改善できる点がたくさん見えてくると、私は考えています。
私の亡くなった父は、私によくこんなことを言ってくれました。
お前がどんなに頑張っても、昨日と今日の違いは紙一重の差しか無いかもしれない。
でも、その紙一重を積み重ねる人だけが 10 年先、20 年先に大きな成果を築けるのだよ。
父が生きているときは、この言葉の本当の意味が分かっていなかったように思います。
でも、今はその真の意味がわかるような気がしています。
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