健寿ライフTV では皆さまの健康長寿に役立つ動画を配信しています
『健寿ライフ』とは?
↓ ↓ ↓
『健寿ライフTV』の趣旨と方針
↓ ↓ ↓
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
みなさん、いつまでも元気に、自分の足で歩き、
好きなことをして過ごしたいですよね?
これは誰もが願うことですが、そのためには「貯筋(ちょきん)」が必要です。
「老後2000万円問題」が話題になり、貯金をしっかり準備しようという関心が高まりました。
でも、貯金があっても貯筋がないと、せっかくのお金を自由に使うことができません。
旅行に行きたくても歩けない、孫と遊びたくても体がついていかない、そんな状況になったらもったいないですよね。
年齢とともに、筋肉や神経、骨、血管などの機能はどうしても低下していきます。
これは誰にでも起こる自然な現象です。
しかし、運動不足が加わることで、その低下がさらに現代社会はとても便利になりました。
家事も機械が助けてくれ、買い物も宅配で済んでしまいます。
こうした便利さの中で、私たちは日常生活で体を動かす機会を失い、気づかないうちに「生活フィットネス」が低下ししてしまうのです。
「生活フィットネス」とは、日常生活に適応できる身体能力のことです。
これは、筋力、持久力、柔軟性など、さまざまな要素から成り立っていますが、特に重要なのが「脚の筋力」です。
脚の筋力が低下すると、
・立ち上がるのが大変になる
・歩くのが遅くなる、歩幅が狭くなる
・階段を昇るのがつらくなる
・ちょっとした段差につまずく
こうした変化は、転倒のリスクを高めます。
そして、転倒して骨折すると、転倒による骨折が、命取りになってしまうこともあるのです。
「サルコペニア」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、筋肉量が減って体の機能が低下してしまう状態を指します。
他の動画でも「サルコペニア」を詳しく解説しているので、そちらをご覧いただければ、詳細について知れるかと思います。
さらに、サルコペニアの人は、そうでない人に比べて要介護になったり、死亡するリスクが約2倍も、高いことがわかっています。
サルコペニアを防ぐには、筋肉を維持することが大切です。
そして、そのためには「貯筋」を意識した生活を送る必要があります。
それでは、貯筋を増やすために、今日からできることをいくつか簡単にご紹介します。
まず、毎日少しでも歩くということです。
・買い物に行くときに少し遠回りする
・エレベーターではなく階段を使う
・座っている時間を減らす
こういったことが対策として、挙げることができます。
次に、簡単な筋力トレーニングをするということ
・椅子からゆっくり立ち上がる動作を繰り返す
・つま先立ちをして、ふくらはぎを鍛える
・軽いダンベルやペットボトルなどです。
決して無理な負荷を加える必要はありません。
そして、バランスを意識するということ
・片足立ちを10秒キープする
・足を前後に開いて体を支える練習をする
など、実際に動きに関わることを日頃から練習しておくのも効果的だと思います
そして最後に、食事にも気をつけるということ
たんぱく質をしっかり摂ることや、栄養バランスの取れた食事を意識することも健康な体を維持するためには必要不可欠です。
それでは、最後にまとめです。
「貯金も大事。でも貯筋がなければ、貯金を自由に使えない。」
お金があっても、体が動かなければ楽しい生活は送れません。
今からでも遅くありません。
毎日の生活の中で少しずつ運動を取り入れ、筋肉を貯めていきましょう。
映像でみたい方は、下記の映像でもご覧になれます。